MEMBER INTERVIEW vol.2

コクリワークのメンバーをインタビューする企画第2弾!

コクリワークを利用している人は、経営者やフリーランス、会社員など様々な働き方をしている人が多いため、個人に焦点を当てて面白い部分を発掘していこうと考えています。

プロフィール
株式会社ロングス
代表取締役 西野拓哉(Nishino Takuya)

興味があることをどんどん行動して仕掛けていく

アパレル ベンチャー ロングス

Q,西野さんはどういった事業をされているのですか?

株式会社ロングスという会社は、ブランドごとに、企画から生産、卸をしています。商品としては、リュックやソックス、カジュアル雑貨を中心につくっていますね。大手卸さん向けにOEMなどのセレクトショップにも商品を作ったりしています。

Q,ロングスは創業されてどれくらいですか?

現在ロングスは9期目。次の4月に10期目だから何か社員やお世話になった方々と節目になるような感謝イベントをしたいと思っています。

Q,複数の事業を展開されているということなんですが、そのほかにはどんな事業をされているんですか?

タピオカ屋さんをやっています。
家族旅行で韓国に行った時に、たまたまオープン前のタピオカ屋さんの看板があって、「黒花堂」というお店だったんですが、日本でやりたいと思いました。
今は全国で3店舗展開しています。
韓国発祥のありらんホットドッグのチーズハットグも大変評判でこちらも3店舗展開してます。
また東京の目黒でストリーマーコーヒーなども運営してます。

最近、黒糖生タピオカ専門店の黒花堂のマスターフランチャイズ権を取得したので、今はフランチャイズ店を増やすことで、黒花堂を日本に広めていきたいですね。

他の事業としては、投資育成事業も将来の柱として成長させたいと考えています。業種としてはレディースアパレルや飲食、それらに関連する人材系の事業です。人材不足の際はぜひお声がけくださいね。笑

後は、バックや雑貨などの商品をネット販売している事業や、また別会社ではレディースアパレルのEC事業をやっています。&lottieというブランドを0→1で立ち上げて1年ぐらい運営していますね。ブランディングもできていて、著名人やタレントが利用してくれていたり、インスタグラマーさんが自主的に宣伝してくれているのでとてもありがたいです。

複数展開することで多様な時代に備える

Q,いろんな事業を手掛けようと思った理由は?
リスクヘッジも考えて、ロングスは在庫リスクのある商売だから、在庫が残ると非常に怖い。だから、変化の時代に備えて、複数の事業で会社を支える経営方針にしました。

複数の柱で経営することのメリットは、最初にアパレル業を立ち上げて、その次に飲食店の立ち上げ。飲食店のビジネスモデルやアパレルにない考え方を知ることができたんです。そして、飲食店の良いところを自分の事業にフィードバックできたところですかね。

Q,いろんな事業をたちげてらっしゃると思うのですが複数やる上でのコツはありますか?

人との繋がりや「人財」だと思います。
ほとんどの仕事は人対人。
必ず人との関わりがあって、僕1人では何もできていないのが事実です。

周りで支えてくれている方には本当に感謝してます。
僕の力だけでは複数事業なんて到底無理だったので。
周りの人に支えてもらったからこそ今の自分があると思っています。

自分は社長になるということは決めていた学生時代

Q,そもそもなんで起業をしようと思ったんですか?

高校時代から、起業しようと考えていました。何をするかは決まってなかったけど、自分は社長をやる!と決めていました。最初の就職先はベンチャー企業で営業職につきその後アパレル製造小売の営業を経て25歳で起業しました。

Q,創業1年目はどんな感じでしたか?

最初の1年目はアンダーウェアとバックを売っていんですけど、アンダーウェアは全然売れませんした。でも2年目にカバンが結構売れるようになったから、そこからカバンを中心に営業をかけまくっていました。

Q,最初の1年目は苦しい会社が多い中、2年目で結果を出されたんですね。
起業して一番良かったことって何かありますか?

10年間一緒にやってきた従業員が多いこと。この10年を振り返ると一緒に従業員とやれて良かったし、取引先も10年近く一緒にやってくれている会社であることがありがたい。

10年後はベンチャーを支援する会社をつくっていきたい

Q,例えば10年後はどうなってたいとかはありますか?
10年後の夢として、1社を大きくするのではなくて、従業員の中には独立志望の方もいるから、そこを支援できるようにしたい。支援した会社とは全体的にシナジーのある総合的な企業体を作っていきたい。そのために自分も成長しなきゃならないから日々勉強です。会社も次のフェーズに移行するために自社の様々な課題を整えて、社内ベンチャーを活性化し起業したい人への出資や総合支援をしていく形を作りたいです。

Q,西野さんにとってのコクリワークってどんなところ?
僕はシェアオフィス(ブース)の方でお世話になってるんですが、気軽に構えずに利用できて、アットホームで居心地がかなり良いですね。四ツ橋駅からほぼ直結で心斎橋や堀江も近いので立地は最高ですしね。梅田も10分。
それに普段会えないような人とも会えるし、色々なつながりを持つことができる。

ほんとにいろんなビジネスやチャレンジをしている人が利用されてるので、色々なつながりをつくれたり刺激になるのですが、新しい出会いには色々なチャンスと希望がありますのでコクリメンバーとの共創をつくっていきたいと思っています。

ひとりで悩まずに経営者同士で相談をしあったり、色々な方に経営サポートをしてもらうことも可能なので、ぜひ皆さんにも利用してほしいと思っています。